今年3月に引っ越しをしまして、それを機会にQrio Smart Lockを導入しました。
スマートフォンのBluetoothを使って鍵の解錠ができるようになる画期的なハードウェアです。
前の家では鍵を無くしてしまい探す手間と交換のお金で時間的にも金銭的にも大きな損失となってしまいました。
それによるストレスも大きかったので「次は絶対無くさないぞ!」と決めていたのですがそんなときにこのプロダクトを知りました。
きっかけはソニーのFirst Flyghtというスタートアップ企画のwena wristを使っていてその交流会に参加したこと。
「スタートアップってすごい!」と思ってその後いろいろな製品を調べたりしていましたがそんな事情も合って一番興味が湧いたのが同じFirst Frightのこの製品。
数ある自動化アイテムの中でも自信を持っておすすめできます!
これを導入することによって
・鍵のかけ忘れ防止
・外出先での鍵の忘れ物防止
・人数分の合鍵作製費用の節約
・家族の帰宅時間の把握
・自分が自宅にいない間に人を入れる
これらの問題を解決することができました。
スマホの電池切れに備えて自分用のスペアキーをカバンの奥にしまってありますが職場で携帯の充電ができるのもあり使ったことはありません。
設定
電池式です。
CR123Aというカメラ用の特殊なサイズの電池を利用します。
汎用性のある電池で無いのが残念ですがロックの形状的に仕方のない部分です。
バックアップ用の電池も入れられるのはスマートで良いですね。
2つ電池が付属してはいますが電池が切れたら大変なので早めに予備の電池を用意しておいたほうが良いです。
なおアプリで電池の残量が見られるようになっています。
付属のカードに載っているQRコードを読み取るか、コードを打ち込んでオーナー登録をします。
同じIDでログインをしても必ずオーナー登録が必要なので機種変更の際は注意が必要です。
このカードを失くしてしまうとオーナー登録ができなくなってしまいます。
2017年11月時点ではiPhoneのiTunesバックアップの場合はオーナー登録を求められなかったので楽でした。
専用アプリ画面
メイン画面は非常にシンプルでわかりやすいのが良いですね。
慌ただしい朝は鍵をかけるのも億劫だったりしますがオートロックの設定があるので扉を閉めたら鍵をかける必要がありません。
鍵を持たずに出てもスマホがあれば問題ないので忘れ物で取りに戻ることも無くなりました。
スマホを忘れたら締め出しを喰らうのでそこは要注意ですがスマホ依存症な人間なら問題無し。
こちらはキーシェアの作成画面です。
有効期限を定めて鍵を共有することができます。
実物の鍵と違って受け渡しはメールやLINEでできますし、指定した有効期限を迎えると自動で使えなくできるのはまさにスマート!
「家族が家に来るけど自分は帰るのが遅くなるからその間家で待機してもらう」といったシチュエーションに対応できるのが個人的に大きいです。
Qrio Smart Lock取り付けてオートロックにした。
スマホで解錠できるから鍵を探すことが無くなるし合鍵もいらない! pic.twitter.com/G0XOk5ck7a— じょうげん (@j_ktwr) 2017年3月16日
こんな感じで動作します。
Qrio HubというWi-Fi化させて外部から鍵を操作できるようにするオプション品もありますが現状の使い方では必要になったことがありません。
総評
Amazonのレビューで悪い評価をしている人もいますが、想像していたとおりに動いてくれており満足してます。
無理やりあげるとすれば近づくだけで解錠してくれる機能があり、オンにしていますが実際に解錠されるのは4回に一回程度でそこだけが唯一の不満点でしょうか。
既に半年以上使用していますが今のところ電池を買い足したのも1度だけ、鍵屋さんのお世話になるようなこともありません。
これだけの便利さを2万円以下で買えるのはすごい!
金銭面では鍵交換費用で1万円、合鍵の作成代を足すと同じくらいの値段になってしまうでしょう。
引っ越しをしても持っていけばそのまま使えます。
鍵を家や職場に忘れて青ざめることも無くなりました。
複数人で暮らしている方はもちろん、私のように忘れっぽい人には特におすすめです。
少し高額な商品なので取り付けができなかったりうまく動かなかったりしたら結構ショックです。
家の鍵の形状によっては取り付けができないこともあるようなので購入する方は事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
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