3/24日、LINEが2つのサービスを発表しました。
そのあまりのユーザー側のメリットの多さに驚いたので紹介します。
LINE Mobile
【LINE】今夏を目処にMVNO事業「LINEモバイル」を開始することを発表 | LINE Corporation | ニュース
LINEがMVNO事業に参入するようです。
それもただのMVNOではなくLINEのデータ通信は速度制限の容量としてカウントしないというもの。
いつか来るだろうとは思っていましたが最安プランがまさかの税込540円です。
これは想像していなかった。
LINEのデータだけではなくTwitterとFacebookについてもカウントしないとのことで、ライトユーザーのみではなくTwitter廃人等でも利用価値はありそうです。
540円からなら個人的にはコミケでiPadに挿してバックアップ端末として使いたい。
気になるポイントはLINE Musicはもとより他社の音楽ストリーミングサービスをアンリミテッドの対象にすることも検討しているみたいです。
これが実現すれば相当需要がありそう。
あと気になるのは契約期間、違約金、価格毎の使用可能データ容量、速度制限後の該当サービスも規制の対象なのか等ですね。
サービス開始は夏を予定しているようです。
こういった尖ったサービスが出てくると業界の競争も活発化するはずなので良い刺激になると良いのですが。
談合三兄弟の新プランが残念なだけに続報が楽しみです。
LINE Payカード
もう一つ発表されたのがLINE Payカード。
特徴は誰でも30秒程で作れてしまうことで、本気でキャッシュレス経済の実現を目指すというコンセプトみたいです。
現金の受け渡しによる国民の機会損失が大きいという論には肯定派なのでLINEに対するイメージがちょっと良くなりました。
プリペイドカードと言うとコンビニで販売されているPOSAカードを思い浮かべますが今回発表されたのはSuica等と同じ、繰り返しチャージして使うことができる電子マネーです。
JCBのシステムを利用した電子マネーなので、クレジットカードが使えるお店ならほとんどどこでも使うことができます。
注目すべきはその還元率。
実はクレジットカードのシステムを利用したプリペイドカードは、au WALLET、おさいふポンタ等ここ数年でそこそこ発行されています。
ただし、au WALLETは0.5%、おさいふポンタは0.2%とクレジットカードと比較してプリペイドカード自体の還元率はかなり低いものでした。
今回のLINE Payカードはなんと2.0%です。
貯まったポイントはそのままカードにチャージすることが可能。
クレジットカードの一般的な還元率が1.0%、最高還元率がつい最近発行が終わったリクルートカードプラスで2.0%、それも年会費がかかりポイントの使いみちも限られたものだったので一切無料で還元率2.0%、ポイントが現金同様のLINE Payカードの凄さがわかります。
もちろん誰でも作れてしまうのでクレジットカードのように分割払いや月額料金の支払いはできませんが毎日の買い物をこのカードでするようになればものすごい還元率でポイントが貯まっていくので間違いなく普及するでしょう。
24日のプレスと同時に申し込みが始まっており、約7〜10日程で届く模様。
LINEのアプリアップデート後にその他から申し込みが可能です。
もちろん既に申し込みました!
立て続けにユーザーにメリットの大きいサービスをリリースするLINEに驚きが隠せません。
もちろんメルカリのようにユーザーを集めた後改悪するということはあるかと思いますがそれも含めて今後の動きから目が離せませんね。
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